炊飯器で簡単‼︎ほったらかしチャーシュー
美味しいお肉を好きなだけ食べたい
子供の頃、誰しもが「このお肉もっともっとたくさん食べたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。
我が家の子どもたちも、例外なくそのようで、
父「何食べたい?」
子「おにく!!」
の掛け合いが多くみられます。
さて肉肉しい肉を食べたいと思うと、ブロック肉をチョイスにすることになるのですが、ブロック肉は焼いたり、煮たりするのに時間がかかって大変そうと敬遠しがちです。
しかし、家庭に必ずあるアレを使えば、ブロック肉が簡単に柔らかくおいしく仕上がるんですよね。
そう、それは炊飯器です。
今回紹介するレシピは、炊飯器を使った簡単ほったらかしチャーシューです。
ほったらかし時間はそれなりに必要ですが、実作業としては、たったの15分!!
パパっと下ごしらえをして、炊飯器のボタンを押したら後はほっとくだけなので、買い物前にやっていけば、帰ってきたころには出来上がっています。
こんなレシピが広まれば「台所の働き方改革」が進んでいくのではないでしょうか。家事は最低限。子供との時間を大切にしたいですものね。
調理時間は15分(炊飯.保温時間を除く)です。
準備するもの(2人分)
- 豚肩ロースブロック 400g
- ねぎ(青い部分) 1本分
- 水 160cc
- 酒 40cc
- みりん 40cc
- 砂糖 大さじ3
- 醤油 80cc
- にんにくチューブ 2cm
- しょうがチューブ 2cm
① 肉をフォークで刺す
まず肉をフォークで刺していきます。
このひと手間をかけるだけで安いお肉も柔らかい仕上がりとなります。
友達の栄養士によれば、刺せば刺すほど柔らかくなるとのことなので、せっせせっせと穴をあけます。筋を切る目的ですが、味が染みやすくなるのでここは手間をかけます。
脂身のところは固いので、けがをしないように注意してください。
② 炊飯器に調味料を混ぜておく
全ての調味料(水・醤油・砂糖・みりん・酒・にんにくチューブ・しょうがチューブを炊飯器の釜に入れ、混ぜ合わせます。
意外と浅い感じで、肉が漬かりきらないのではと不安になりますが、問題ありません。炊飯器の保温の力はすごいんです。
③ 肉の表面をフライパンで焼く
次にフライパンで肉の表面だけに焼き色を付けます。
目的は肉汁を中に閉じ込めるためなので、やらなくても問題ないかもしれませんが、炊飯器調理は意外と肉汁が出て行ってしまうので、やるに越したことはありません。
ただ焼きすぎてしまうと中まで火が通って固くなってしまうので、本当に焼き色を付けるイメージでOKです。
油は引かないでも肉の油でも十分ですが、焦げないように注意しましょう。
④ 肉とネギを炊飯器に入れて通常炊飯する
調味料の入った釜に、焼いた肉とネギを入れます。肉は浸かりきってないです。
炊飯器に釜をセットして、通常炊飯します。
ちなみに炊飯器にも、色々な炊飯モードがあると思いますが、以前「極うま」みたいなモードで炊飯した際に炊飯器から調味料が吹いて出てきてしまったことがあるので、通常炊飯をお勧めします。
⑤ 炊飯後、肉をひっくり返して保温しておく
通常炊飯が終わったら、肉をひっくり返して保温しておきます。(写真はひっくり返した後)
保温時間は2時間程度です。
味的には十分染み込んでいると思いますが、保温することで、お肉が柔らかくなります。
⑥ 肉を取り出して切る
肉を取り出して、食べやすい大きさに切ったら完成です。
肉の断面が良くお店で見る厚切りチャーシューになっています。美味しそう‼︎
実食
チャーシューは、そのままおかずとして食べても、丼にしても美味しいと思いますが、今回は…
王道のラーメンにトッピングしてみました‼︎海苔と半熟卵とネギの白い部分を刻んだものも合わせてトッピング。お店のような見た目です。
ちなみに暑かったので、冷やし塩ラーメンにしました。スープは簡単に作れるので、また紹介したいと思います。
味はしっかりしたチャーシューになっています。何より自分で厚さと枚数を自由にできるので、お店でついついチャーシュー麺を食べたくなってしまう私としては、これ以上ない幸せです。
子供たちは肉だけでおかわりしようとするので、
「麺も食べたらね」と制しながらの食事となりました。
皆さんもほったらかしチャーシューを自分好みに切り分けて、ごはんでも麺でも好きなものと一緒に食べてはいかがでしょうか。